□ Report01□
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いつものように、電車で家路につく。
電車には、私と同じように残業後、帰宅している会社員。
どこかで楽しく飲んだ帰りの人達。人それぞれ。
私はというと、いつものように空想(妄想?)に浸っている。
※私の名誉のために書いておくが、仕事とプライベートの区別はしっかりやっているつもりだ。
いつもと違うことは、今日、帰ってから妻の「優希」との夜の楽しみだ。
今夜は、いつもと違う自分を出してみるつもりだ。
なんだか、心臓がバクバクし、のどから飛び出しそうになる。
しかし、うまくいくかどうかは、優希しだい?それとも私の腕しだい?
何をそんなに、意気込んでいるのかと言うと、よそ様からすれば、何だそんなこと。と
言われてしまうようなことかもしれない。
しかし、私にとってはとてもとても、勇気のいること。
今日の夜、楽しみの中で、優希に対して何らか恥ずかしい行為をさせてみようと考えている。
今までは、いたって普通に楽しんできた。唇を重ね、体を愛撫し挿入。
それで満足していたのだが、いつしか別の私が顔を覗かせてきた。
優希を辱めたい。意地悪をしてみたい。
そのときの優希の顔、体の反応が見たい。
その姿をいつも妄想し、心を震わせていた。
今日、実行する。できるか?いや、やってみるんだ。
自分自身を鼓舞する。
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まだ、新婚とまでは言わないが、結婚して5ヶ月目に突入したばかり。
帰宅した私を優希がで笑顔で迎えてくれる。
優希の手料理。いつもながらおいしい。と私は思っている。
しかし、今日は料理の味どころではなかった。
優希の裸体、感じている顔、これから楽しむ夜のことで頭がいっぱいだった。
食事を済ませ、風呂に入り、丹念に自分の体を洗う。
そして、風呂上りのビール。格別だ。
そのまま、焼酎に突入。このあたりから、また心臓がバクバクしてくる。
話はしているが、頭はこの後の楽しみのことでいっぱいだ。
私は、優希にそろそろ寝室へ移動しようと言い、先に寝室へ移動した。
優希も部屋の明かりを消し、後に続いてきた。
ベッドに腰かけ、小さなTVをONにする。なにかのバラエティ番組が写っている。
優希も、私の横に腰かけ、TVに目をやった。
優希は、まだ寒いこともあり(3月)厚手の赤いパジャマだ。
前にボタンがついていないやつだ。
私は脱がすときに、面倒なので嫌いだ。
寝室は、洋室で広さは5.5畳くらいの広さだ。壁にベッドを配置し、
寝たときに横に顔を向けるとTVがあり、その横に窓がある。
窓といっても、そのままそこから、ベランダに出られる大きさなので窓というのだろうか?
サッシの扉だ。
その窓には、今レースのカーテン、そして、普通のオレンジ系のカーテンをしている。
照明は、薄暗い明かりの調整できるものだ。このときは、顔の表情がわかる程度の
明るさなので、結構明るい。TVもついていたし。
案外寒いので、エアコンで寝室を暖めている。
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私は、優希の肩を抱き寄せ、唇を重ねた。
優希は、わかっていたように自然にしなだれかかってきた。
そのまま、右手で肩を抱き、左手で優希の頬の部分を優しく触れながら、
首筋に手を下ろしていく。
優希は、この時点から目を瞑っている。時々うっすらあけたりしているが。
パジャマの上から、ちょうど良い大きさのバストを左手で、やさしく愛撫する。
すると、先が固くなってくるのが解る。
その硬くなった部分を指先で軽くつまむ。
「あぁ・・」かるく、ため息のような声が聞こえる。
私は、パジャマの上をゆっくり、たくし上げ、バストをあらわにし、
そのまま、脱がした。
そして、優希を立たせ、下のパジャマに手をかけ、ショーツと一緒に
おろしていく。
優希の全てを見る瞬間だ。私は何度見ても、あそこが大きくなり、
かなり興奮してしまう。
スレンダーで、それなりの大きさのバスト、少しだけ大きめのヒップ。
本当に少しだけ大きいヒップだ。私の友人は皆口をそろえて言う。
顔も綺麗だし、スタイルも良いと。少し、自慢だ。
また、ベッドに腰をかけさせ、私はゆっくり背後に回った。
今までは、ここから横になって愛撫し、挿入だった。
ここからが、今回の目的だ。心が奮え、何とも言えない興奮が私を包んだ。
背後から両手でゆっくりとバストを愛撫する。
やさしく包み。ゆっくり揉みあげる。時には、先をつまみ。転がす。
「はぁ・・あぁ・・」何とも言えない、優希の声だ。
優希の両手は、ベッドにおろしている。その両手がベッドのシーツを握っている。
感じている。目を瞑ったまま、口が少し開いている。
優希はバストそれも、乳首がとても感じる。
私は、この夜の楽しみのときに、喋ったことは今までない。
少しはあるが、エロティックな言葉などかけた事がない。
今回は、言葉をかけることも含め、辱めることで、優希が
どんな反応をするかを試すのだ。
私は、ものすごい興奮を抑えつつ、行動に出てしまった。
まず、優希の背後に私はいるので、そのまま優希の右腕を
私の左手で軽く後ろに持ち上げ、私の右腕を滑り込ませ、すばやく、
優希の左腕を掴んだ。
要するに、優希はベッドに腰掛けてる状態で、両腕を後ろで私に
固定された形になったのだ。
私は、優希が何か言うかな?とひやひやしつつその行動に出た。
かなり感じていた、優希だが私が突然両腕を固定したので、
少し、現実に戻りつつ
「あぁ・・・な・・なに・・・」と吐息のように聞いてきた。
私は、背後から優希の耳元に、
「綺麗だよ。こうして優希のバストに触れてみたかったんだよ」
とささやきながら、左手で乳首を軽く転がした。
「っはぁ!・・ああぁ・・あっあっ・・ああ!」
すごい感じ方だ。私はものすごい興奮に襲われ、われを忘れそうになり、
「ああ・・優希いやらしいよ。こうされると感じるんだね」
「なんて、綺麗でいやらしいんだ。優希は」
優希の声がどんどん大きくなり、
「ああっ!ああっ!・・・そ・・そんなことない・・」
優希は言葉では、否定していたが、声と体がものすごい反応だった。